【ヨガ】スパイスの効用~アーユルヴェーダ、シッダ医学で用いられるスパイス類~
・栄養素:鉄、カルシウム、カリウム、マグネシウム、クルクミン、フラボノイド、シオネール
・クルクミン(ポリフェノールの一種)→肝機能を高める、二日酔いを防ぐ、コレステロール値を下げる、美肌、脳機能を活性化させる
・フラボノイド(ポリフェノールの一種)→抗酸化、デトックス、アンチエイジング、ストレス緩和、がんの抑制、免疫を整える
・シオネール→脳を鎮静化し睡眠を促す、イライラ状態から気持ちが落ち着く、消化酵素の分泌を促進して健胃、殺菌抗菌
②クミン
・利尿作用、ガスの排出を促進し、毒素や老廃物を取り除くデトックス効果がある。クミンを小さじ一杯3ヶ月付けると体脂肪率体重とともに減る
・栄養素:テルペン、フラボノイド、リモネン、植物ステロール
テルペン→リラックスをさせる働きや血液を下げる働き
フラボノイド→抗酸化作用脂質の過酸化を抑制し老化や生活習慣病を予防する
リモネン→クミンの香り成分の一つ。柑橘類にも多く含まれリラックス効果がある
植物ステロール→体内のコレステロールの吸収を抑える
③グローブ
・体の内部の冷えからくる様々な不調に効果的。胃腸を温め、上った気を下方に収める。冷えによる腹痛、消化不良などに対する漢方処方でも用いられている。 腎を温めて冷えを取り、インポテンツ、生理痛などの症状を改善する。
・殺菌作用、抗感染作用、抗菌特性、カビの増殖を抑える効果。
・風邪予防にクローブうがい。
・妊娠中は摂取しない(うがいはok)。生理痛の緩和に食後のクローブティーが効果的。
・動脈硬化を防ぐ。コレステロール値を下げる。クローブうがいで口臭予防。
・オイゲノール→抗酸化、抗炎症作用。古くから歯の治療に用いられてきた。
・母乳の出を良くし、更年期障害や生理前の不快症状(PMS) を楽にする。
・お腹にガスを溜めにくくする。
・ 利尿作用や発汗作用を消炎効果があり、咳止めとして利用される
・肺の詰まりによる息切れにもよく、生理がスムーズに進んだり産後の悪露の排出をスムーズにする。
★番外編
MCT オイル
C 8(カプリル酸60%)、 C10 (カプリン酸40%)で構成されている。
カプリン酸→口内のカンジタ菌
カプリル酸→腸内のカンジダ菌に効果を示す。バクテリア菌などにも効果的で感染症にも使われる。大腸菌やサルモネラなどのグラム陰性菌に対しても強力な抗菌作用がある。
その他、難治性小児てんかん、肥満症、慢性下痢疾患、吸収不良を軽減する効果がある。