【ブックレビュー】勝間式超コントロール思考 勝間和代
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おすすめの読者
・日々の活動(家事、掃除、健康、娯楽)をコントロールすることで、自分が好きなことに使える時間を増やし、心身ともに健康でいられる方法を知りたい人
この本は、日々の活動の具体的なコントロール術がたくさん述べられているので、簡潔にまとめるのがいつも以上に難しいです。。
ここでは、本書の中から特に実践したいと思ったコントロール術を紹介します。
なお、本書で紹介されているアイデアの中には、それなりの出費が伴う(時短家電を買ったり)ものも多いので、家事の時間を惜しまない人や、日々の生活でお金にあまり余裕のない人には不向きかと思われます。
■お金
・収入の8割で生活する。残りの2割ははじめからなかったものとして、ドルコスト平均法で投資に回して資産を増やす。
参考動画↓
■健康
・予防医療で健康をコントロールする。例えば、毎月1回、歯の検診に行くことで、虫歯になった場合の通院の精神的・金銭的な負担、歯という生涯必要になる資産の損失を防ぐことができる。
・中毒性のあるものを避ける(お酒、たばこ、砂糖など)。中毒性のあるものは、逆に自分がコントロールされてしまう元。そうすることで、自然と体調がよくなって心身ともに快適になり、もはやそういった嗜好品を欲しいとも思わなくなる。
私はアルコールが弱く煙草も吸わないのですが、勝間さんは自らの意思でお酒もたばこもやめたそうなので、参考動画もあわせて。↓
■人間関係
・他人をコントロールすることはできないので、自分の言葉や考え方をコントロールすることで、他人との人間関係をコントロールする。
・他人への親切は自分の幸福ホルモンを増やすといわれている。「利他心」を重視し、可能な限り他人に親切にする。GIVE&TAKE(=見返りを求める)ではなくて、GIVEを繰り返すことで、結果的に自分の周りにも「利他心」にあふれた人が集まることになり、快適な人間関係を築くことができる。
参考動画↓
・利他性の有無の一つの判断基準としては、待ち合わせに遅刻することや、約束をドタキャンすることなどがあげられる。いずれも、相手の時間の価値を軽視したり、相手より仕事を重視するなど、利他性がないということの現れ。
■家事
・掃除、料理、洗濯をほぼ無意識に作業できるレベルまで合理化すること。また、日々のルーティンワークを自動化し、「いかに自分でやらないか」を考えること。
→ホットクックで自動調理、食洗器、ルンバ、ドラム式洗濯機などを活用する。
スマートスピーカーで、レシピの検索を音声のみで行う。
勝間さんは、最新技術を使いこなすことで、本当にロジカルに日々の生活をコントロールすることで、本当にやりたいことに時間を注いでいるなぁと感じた一冊でした。
最後に、本書からは話がそれますが、Youtubeで勝間さんがおっしゃっていた「おきていることはすべて正しい」という考え方も好きです。
参考動画↓