【ブックレビュー】チーズはどこへ消えた? スペンサー・ジョンソン
参考になった ☆★★★★
読みやすさ ★★★★★
おすすめの読者
・自分の変化に戸惑っている人
・変わらないことのリスクを学びたい人
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こちらの本は、厚み1cmほど、1時間くらいで読める本ですので、気になった方はご自身で読まれることをお勧めします。
<この本からの学び>
我々は、迷路(=会社・地域社会・家庭)の中で生活している。
自分たちが求めるチーズ(=仕事・家族・財産・健康など)は常に変化にしているが、その変化に気づき、そこから自分の行動を変えていかなければ、いつまでも古いチーズにこだわって迷路の中で踏みとどまってしまい、新しいチーズを見つけることはできない。
変化に気づかないこと、あるいは変化に気づいてもそれを受け入れず過去の夢や手段に固執し自分を変えようとしないことは、ほしいものを手に入れるチャンスを失うリスクを高める行為である。
・・・簡潔にまとめるとこちら↓(さぼり)
<あらすじ>
ネズミの2匹組と人間の2人組がとある国(迷路のように沢山の通路と部屋がある)に住んでいて、彼らはその迷路の中でチーズを食べ楽しみ生活していた。
ある日、彼らはチーズが山ほどある場所、ステーションCを見つける。やがて人間たちはその場所に居座るようになり、これだけチーズがあれば今後の生活は安泰だと考えるようになる。一方ネズミたちは、毎朝自分たちの住処からステーションCに出向きチーズを楽しむとともに、ステーションの匂いを嗅いだりひっかいたりして、何か変化がないか確認することを怠らなかった。
しばらくすると、ステーションCのチーズが無くなった。人間たちは、チーズがずっと変わらずあるものと信じていたためその場でうろたえるが、変化がないか毎日確認していたネズミたちは、チーズがどんどん減っていることに気づいていたため、驚くことなく、別のチーズを見つけようと行動した。彼らは事態を詳しく分析することはなかったが、ステーションCの状況が変わったのだから、自分たちも変わることにしたのだ。
ネズミたちは迷路の中で、新しいチーズステーションを見つけて生活していく。一方、人間たちは、ステーションCにチーズがない理由をあれこれ考え、その場に残れば自分たちの生活は元に戻るものだと信じ、ステーションCに居座り続ける。やがて、人間のうちの一人はこの状況を変えるには自分が外に出るしかないと考え、変化することの恐怖心に打ち勝ち、ステーションCを出て新たなチーズを見つけることができる。
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周りの環境が変われば、自分が欲しいものも変わるのは当たり前なんだなあ
~。もちろん、変わらず欲しいものもたくさんあるけどね!!
常に「今やりたいこと」を大切に、自分の直感を信じて、変化することを恐れずにとりあえず迷路に繰り出そう!っていうことかな~~
変化が苦手な私には難しいことです。。。