【ななめよみメモ】「自分で食べる!」が食べる力を育てる 赤ちゃん主導の離乳食(BLW)入門
参考になった ☆★★★★
読みやすさ ☆★★★★
おすすめの読者
・子供の離乳食の進め方に自信がない方
・日本ではあまり主流じゃない(?)離乳食の進め方を知りたい方
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なんとなく適当に自己流に進めてきた離乳食、、もう1歳過ぎて離乳の時期も終わる頃ですが、こちらの本をななめよみしました。「離乳食はピューレをスプーンで」が当然と思っていましたが、こちらの本は「赤ちゃん自ら食べてもらう=Baby-led Weaning」という主張。中には、日本の常識とはややかけ離れた部分(初めて口にするのが赤肉!?みたいな)もありましたが、BLWという概念は新鮮だし魅力的なので我が家でも遅ればせながら取り入れています。
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ざっくりまとめると
■離乳食だからといって赤ちゃん用にすりつぶしたペースト状のものをスプーンで与えているとよくない。大人と同じ食卓で、大人の食べるものを分けてあげて、赤ちゃんが自らのペースで食べるようにしよう。
BLWと従来の離乳食のメリットデメリット↓
ペースト状の離乳食の問題点:
・咀嚼能力の発達が遅れる
・スプーンで口に入れられると、口の中で食べ物を移動させたり噛んだりする力が発達しない
・噛まないと唾液があまり分泌されず消化が進みにくい
・果物や野菜はペースト状にすると栄養価が変化することもある
・ペースト状にすると糖分が出た状態=単糖となり味が甘くなり、甘いものを好みやすくなる
■月齢別のBLWの内容
■おまけ 本の冒頭にあった赤ちゃんの食事風景写真
(この月齢からこの食べ物!?1歳になる前にスプーン使ってる!?など衝撃)
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手づかみ食べがよいとは聞いたことがあったけど、片付けが大変なので避けていた私・・・離乳食中期からは1食のうち1品はなるべく手づかみ用のおやきを作っていたけれど、それもボロボロ崩れるし作るのめんどくさい~となっていました。そこで最近は、大きめに切った蒸し野菜(だいこん、にんじん、なす、とうもろこし、ピーマンなど)をあげるようにしていますが、手づかみで食べてもべたべたしないしゆっくり噛んで食べてくれているのでなかなか良い!です。もっと早く蒸し野菜(茹で野菜でも^^)あげればよかったなあ~。