30代子持ちのキャリアチェンジ記

1991年三重生まれ、金融系SEから転職したい。渋谷区で0&3歳児子育て中。食べることと旅行が生き甲斐

【キャリアチェンジ】学費などお金の話

ざっと計算した結果、かつ、一番お安く済んだ場合は以下のような計算。

 

・公立の看護学校(3年間):100万 (参考 青梅看護学校HP)

・公立の助産学校(1年間):60~100万

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                              →(めちゃくちゃうまくいけば) 200万ほどで看護師&助産師受験の権利が得られる!

 

200万、安くないんだけど、私立の看護・助産学校がこれの倍以上するので、それと比べると安い!という印象になっている。

 

一方、超単純計算ですが、4年間働かないことによる損失額としては、

・手取り月給20万(概算)*12か月*4年=約1000万円

 …(;^ω^)

 

こちらの方がイタイなあと感じるのはなぜ(;^ω^)

やる気なくても、とりあえず毎日在宅でPC開いてとりあえず仕事していたらお金がもらえる今のお仕事、辞めるの勿体ないかなあ(他にやりたいこともないしな)、

なんて、新卒の頃からずぅっとおもって続けてきた結果が今の決断なので。

 

迷ったらリスクの高い方を選択する!を実践してみよう。

まだ30歳だしな!!

いつまで働きたいかわからないけど、死ぬまで働ける状態でありたいな!!!

と思っております。

 

 

 

 

【キャリアチェンジ】30歳、助産師目指す

人生迷子だったけど(まだ過去形になりきっていないけど)、5年後に助産師目指します(まだ色々調べ中だけど)。

 

計画(目標)

2022(31歳) 春に出産、秋に受験   

2023(32歳) 看護学生1年目

2024(33歳) 看護学生2年目

2025(34歳) 看護学生3年目 ★看護師資格取得

2026(35歳) 助産学生1年目 ★助産師資格取得

 

これを実現したら、今の夫(36)より若い年齢で第二の人生スタートできるやん!!まだまだ若いぜ!

 

 

・・・金銭面はざっくりは計算してなんとかなる算段ですが、それはまた今度。

今はとりあえず

 ・看護師・助産師の仕事について本を読み漁ったり

 ・現実的に通える(お金・距離)看護学校探し

 ・必要な受験対策調べ            

をすすめています。

 

 

#キャリアチェンジ 

#看護学校受験

#助産

30歳になったので

30代でやること(≒やめること)、つづけること、今年1年で解決したい課題。

 

①やること

・自然の多い土地に移住する。

・子供を授かりたい。

・自分の直感を大事にする。

・ときめかないものは持たない。断捨離。質のよいものを最低限、大切に使う。

・向かないと思っている今の仕事を、どうにか変える。転職できなくても、社内の別の職種に就くなど。

・家族の個性を大事にする 自分の感性や価値観、やり方を押し付けない。

・せめて歩いているとき、食事のときは姿勢よく。

 

②つづけること

・朝のウォーキング、ヨガ

・食生活

・毎日の改善活動

 

③直近の課題

・買い物自動化

・洗濯洗剤

スマホ依存改善

・お肉をどれくらいたべるべきか。

・息子の便秘。専門家に相談する。たいして効かない薬に頼りたくない。

・生理、排卵を正常に戻す。

【ななめよみメモ】食卓の危機 遺伝子組み換え食品と農薬汚染 安田節子

■除草剤ラウンドアップ(主成分グリホサート)

・米国モンサント社(2018年6月ドイツのバイエル社に買収された)は、遺伝子組み換え(GM 種子)90%以上のシェアを占める。ラウンドアップに耐性を持つ GM 作物を開発。

・グリホサートの健康障害→先天性異常の子供、動物実験による癌や細胞腫、非ホジキンリンパ腫、皮膚がん。妊婦が被曝すると妊娠期間が短くなり低体重の赤ちゃん、その赤ちゃんの将来の糖尿病、高血圧、心臓病などのリスク。

ラウンドアップの過剰な散布により世界中で少なくとも383種類のラウンドアップに耐性を持つ雑草が確認されている。そうするとさらに強い毒性を持つ除草剤が必要になってしまうといういたちごっこになる。

・日本ではグリホサートの残留基準が年々緩和されている。

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・食パンでも国産小麦100%と記載のない食パンはほとんどが輸入小麦でありグリホサートが検出されている。

・グリホサートは神経毒性のある有機リン系農薬である。基準以下であっても慢性的に摂取すると低運動性、筋硬直、低体温、精神機能障害、遅発神経毒性、記憶障害、学習障害が起こるとされる。

・日本ではグリホサートの空中散布も行われており、周辺農地のみならず溜池や水路でも農薬が降り注いでいる。農薬の空中散布は、日本の発達障害の増加の一因と考えられる。

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ネオニコチノイド系農薬

有機リン系と同じく神経毒性をもつ農薬。発達途中の神経に影響し、低濃度の反復的曝露で実験動物の脳に変化を起こした。幼い頃に被爆すると自発性行動の障害や学習能力の障害、成長後のアレルギー反応のリスクを高める

・ 海外、例えばアメリカやフランス、イギリス、韓国などでは使用が禁止されているが、日本では基準緩和が進められている。

残留農薬基準は日本は EU の5~600倍となっている。一例として台湾では残留農薬が多いという理由で日本のイチゴは輸入を拒否されている。

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・市販の緑茶や茶葉からもネオニコチノイド系農薬は検出されている。茶葉は有機栽培のものを選ぼう。 

・日本でネオニコ系農薬の使用量は10年で3倍に増加している。これと並行し発達障害が増加しているように見受けられる。

・単位面積あたりの農薬使用量は OECD 加盟諸国のうち日本は台湾韓国に次ぐ2番目に多い。

・ お米は見栄えを重視し農薬の一斉散布が行われる(たとえばカメムシにより米に斑点ができると米の等級が下げられてしまうため、農薬で一斉に殺している。それにより様々な虫が殺され、土壌がやせ衰える)。

 

GM作物

・国内でGM 作物は栽培されていないが、年間約2000万トンものGM作物を輸入している。

金額ベースでは世界一の輸入大国。GM 品種の認可数でも世界一。

・日本が許可した GM 作物のうち、流通するのは大豆、とうもろこし、綿実、ナタネの4種類。主に食用油(マーガリンドレッシングマヨネーズなど)、家畜飼料に多く使われている。

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・海外では次々とGM 作物の規制が進んでいる。 EU のうち19カ国、ロシアウクライナアゼルバイジャン。イギリスとスコットランドは学校給食に GMを 禁止、レストランメニューに表示義務化。台湾も学校給食に GM 大豆使用禁止など。

 

■除草剤ジカンバ

・ジカンバ耐性を持つ GM 大豆を日本は輸入している。

・ジカンバを浴びても枯れない大豆=大豆にもジカンバは残留している。

日本は2013年に大豆のジカンバ残留基準をアメリカの基準に合わせ、0.05 ppm から10.0 ppm に緩和。

・ジカンバの健康障害→肝臓癌、肝内胆管癌、リンパ性白血病などのがん

農水省が輸入米麦の残留農薬検査をしたところ、この5年間(~2019)で輸入小麦からジカンバが検出されている。残留基準値に対して非常に量は少ないが検出率は年々増加している。



■ゲノム編集

・遺伝子組み換え:別の生物の遺伝子を入れてこれまでにない性物質を作り出す技術。

・ゲノム編集:遺伝子を切断・破壊し、切断された遺伝子は働かなくることで新しい性質を生み出す技術。ゲノム編集で DNA のどの部分でも切断でき、切断した箇所に外来遺伝子を挿入することもできる(例:茶色に変色しないマッシュルーム、GABA を15倍に増やしたトマト、ソラニンの少ないじゃがいも、低アレルゲン卵を産む鶏)。 

・ゲノム編集の危険性は、想定外の遺伝子が壊され生命が持つ恒常性(制御システム)が失われることや、標的遺伝子を破壊した場合それが他のタンパク質に使われていれば他のタンパク質を破壊することにもなり、予想外の毒性やアレルギーの恐れがあることがあげられる。 

EU では、ゲノム編集食品は、遺伝子組み換え作物と同様の環境影響と食品安全評価と追跡可能性の表示が必要とされた。

・日本では安倍総理がゲノム編集を中心とするバイオ技術を迅速に推進するとした。厚労省はゲノム編集食品を安全性審査なし、任意届けだけで販売できる制度をスタートし、消費者庁も表示不要を発表した。アメリカではゲノム編集作物が続々と流通して始めており、日本にも近い将来輸入されると考えられる。

 

■農業に関わる近年の法改正など

種子法廃止、農業競争力強化支援法、種苗法改正この三つはセットである。

・種子法により、戦後の1952年小麦大豆の主要作物の品種開発と管理普及は各都道府県の義務となった。各都道府県は品種開発や、農協を通じて良質な種子を農家に供給する役割を担ってきた。

・2018年4月に種子法が廃止された。政府は、種子法によって民間の参入が妨げられると主張するが、すでに1986年の一部改正により民間企業も主要作物の種子産業に参入している(例:三井化学アグロの「みつひかり」、豊田通商の「しきゆたか」といった企業米。これらの企業米は主にコンビニの弁当などに使われている)。民間企業の種子の価格は各都道府県の奨励品種の10倍もする。

・種子法の廃止と合わせて農業競争力強化支援法が施行された。これにより、都道府県が有する種苗の生産に関する知見を、民間事業者(モンサントなどの海外事業含む)に対して提供することを促進するよう求められた。

・民間米は大規模生産向きの品種であり、企業は単一品種を大量生産することが最も効率よく多様な品種の種子を開発することはしない。農業競争力支援法にも「品種を集約せよ」と書かれており、これにより日本の農作物の品種の多様性が失われつつある

・民間米に関して言えば、企業側に有利な契約が多い。「収穫した米を全量引き取ってもらえる」と契約したが、引き取り価格が年々取り下げられたり、自然災害などにより出荷できなくなった場合の責任を農家に負わせたり、種子の自家採取を禁止され毎年購入しなければならないなど。

2020年種苗法の改定により、農家の自家採種を原則禁止する法案が国会に提出された 。

政府は種苗法改定の目的は日本で開発されたシャインマスカット・紅ほっぺなどの優良品種の海外流出防止を謳っているが、農家の自家採種の禁止が種の海外流出の防止に繋がるか疑問。また、農作物の品種は一般品種と登録品種があり、種苗法により自家採種が禁止されるのはたった10%を占める登録品種のみであるから影響は少ないというが、昨今の野菜類はほとんどが採種ができないハイブリッドの種子のため、毎年農家は種子を購入せざるを得ない。(←ん?それなら種苗法で採種禁止されてもあまりいたくないのでは・・・??

・登録品種の場合、農家は育種権利者に承諾料を支払って毎年承諾を得るか、毎年全ての苗を購入しなければならなくなり、農家の負担が懸念される(企業の登録種子は年々増加値上がり傾向)。



■日本の現状もろもろ

・神経毒性のある他の農薬として、例えばフィプロニル(日本ではコンバットやブラックキャップなどゴキブリ駆除剤に多用されている)は EU では使用が禁止されている。

 

・日本の食料自給率カロリーベースは37%で先進国中最低の数字である穀物自給率はさらに低く28%しかない米は100%だが大豆トウモロコシ小麦菜種などはほとんど輸入である。

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【ななみよみメモ】癒す心、治る力 アンドルー・ワイル

1995年出版と古い本であることは念頭に置いておく必要あり。

 

以前読んだヴィーガンになったウルトラトレイルランナー「EAT&RUN 100マイル走る僕の旅」で紹介されていた本。

ちなみに著者は、東京出張の際は明治神宮の新鮮で神聖な空気に触れて空気汚染デトックスすると書いてあって、なぜか親近感がわきましたw

感想(最近読む本はどれも読了後の感想が似通っているなあ)

 ・人間は自然の中で調和して生きている

 ・身体の中の調和システムを崩す外的要素が増えている(食生活、環境・食品汚染など)

 ・本来、身体が持っている治癒力を高めるには、伝統的な食生活に立ち返り、戦後に取り入れられた不自然な物質を生活からなるべく取り除くこと

 

***

古代ギリシャ時代、医師は「医神」アスクレピオスの娘の「健康神」ヒュギエイアに仕えるヒーラーがいた。ヒュギエイアを信じる者にとって健康とは物事の自然な秩序のことであり、医学の最も重要な機能は人に「健全な身体に宿る健全な精神」を保証してくれる自然の法則法則を発見しそれを人々に教えることとした。 一方、彼らに懐疑的もしくは世俗的な意味で分別のあるアスクレピオスの信奉者は、医師の重要な役割は病気の治療であり、誕生から生にまつわる偶然が引き起こす何らかの欠陥を正すことによって健康を回復する事と信じていた。

アスクレピオス派はトリートメント(治療)に関心を持ち、ヒュギエイア派はヒーリング(治癒)に関心を持つ。治療は外部から施し、治癒は内部から起こる。ヒーリングという言葉の文字通りの意味は「一つの全体にすること」であり、まったき状態とバランスを回復することである。治療が好結果をもたらした時でさえ、その結果とは別の条件下では何らが外部からの刺激なしに作動をしたかもしれないような、もともと内部に備わった治癒機構の活性化そのもののことなのだ。体には治る力がある。なぜなら体には治癒系(ヒーリングシステム)が備わっているからだ。

 

中国医学の強壮剤に対しては抵抗が生じない。それらが殺菌を「叩く」作用ではなく体の防衛機構と「協調して」働くものだからだ。

 

・脂肪について

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・タンパク質

体の組織の生合成、成長、維持、修復にはたんぱく質が必要である。必要量以上のたんぱく質を食べると余った分はエネルギー源となるが、タンパク質は体のエネルギー源として理想的とは言えない。 タンパク質の分子は巨大で複雑な形をしており炭水化物や脂質よりも消化と代謝により多くの作業を必要とするからだ。従って高タンパクの食生活を続けると消化器系に負担がかかりすぎ、治癒のために使えるエネルギーが不足する。またタンパク質は窒素が含まれているため、代謝の過程で残留窒素を作り出し肝臓によって処理される。その後肝臓によって尿素に作り変えられ、その尿素を排除するために腎臓に負担がかかる。窒素分解物は免疫系を刺激しアレルギーや自己免疫疾患のリスクを高め体の防衛機能を狂わせることになりかねない。 現代ではたんぱく質を過剰摂取する傾向にある。また、動物性タンパク質中心の食生活は植物連鎖の頂点に立つという問題が生じる。 つまりそれだけ濃度の高い有害物質を口に入れることになる。環境中の有害物質は食物連鎖の上位に行けば行くほどそれだけに大きくされるからだ。

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「還元主義ー全体の特性は全体を構成する各要素の作用に還元できるとする信念」は西洋の科学と医学に共通する性癖である。自然な状態の時に興味深い効果のある植物を発見すると、我々はその正体を探りその植物の主要有効成分を抽出して純粋な形で患者に与えたいと欲する。一方、中国伝統医学の意思は全く異なった考え方をする。

 

・日本では近年アトピーが異常な出現率である。現代医学の治療はステロイド剤で皮膚炎の症状を抑えるという粗末なもので期待できず、患者はステロイド依存症になってしまう。日本で過去50年間で大きく変わったことといえば、食生活である。日本人は以前に比べてはるかに大量の肉及び乳製品を食べている。それらの動物性タンパク食品が直接免疫系を刺激し湿疹のようなアレルギーを起こしやすい素因を作っているのではないか。それらの食品には野菜と魚という日本人の伝統的な食物のそれよりも多量の有害物質が使われている。その上、戦後の日本では農薬と食品添加物の使用量が驚くほど増えている。私の友人の日本人の内科医によると、無農薬有機食品に変えてアトピーが劇的に治った患者は少なくないと言う 。

 

・有害な電磁波:電気毛布やホットカーペット、電気時計、ラジオ。コンピューターに向かう人は電磁放射と電磁波を遮断するスクリーンをつけるほうが良い。 電子レンジに関しては、加熱によりタンパク質を含む食品の化学組成を変化するため、ラップで包んだりプラスチック容器で加熱するとそのタンパク質の分子が食品中に混入する問題がある。レンジで温める際はガラスか陶器の容器に移した方が良い。

 

・治癒力を高める食品ーにんにく、生姜、朝鮮ニンジン、緑茶、ノギス、エゾウコギ、当帰、黄耆、何首烏、舞茸

 

・現代医学にできることできないこと

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・アレルギー

アレルギーとは本来は無害な環境因子に対する免疫への学習反応である。現代医学の治療法は症状を押さえつけるだけの治療であり、いずれは免疫の反応性を高めることになる。 アレルギーの自発的治癒力を起こりやすくするための方法:①食生活の改善(低タンパクを守る、動物性食品、特に乳製品はやめる。ミルクのたんぱく質が免疫系の刺激剤になる人が多いから)。農薬も免疫系の反応を狂わせることが多い。②補助食品(ビタミン剤など)③ハーブ療法(イラクサ)④環境の改善(空気清浄機など)⑤心身相関療法(イメージ療法)

 

・女性の病気

カフェインと 動物性食品(特に乳製品)を最小限に抑え有機栽培の野菜果物穀物をたくさんとること、亜麻仁油や魚のオメガ3脂肪酸を摂取すること(これは免疫系を高めたい場合、皮膚の病気の場合も同じ)。エストロゲンを含む大量生産の肉の摂取を止め大豆製品などにより植物性エストロゲンを摂取すること。

 

・がん治療

現代療法、代替療法ともに現在のがん治療は満足とは程遠い。現代医学の三大療法すなわち外科手術、放射線療法、化学療法のうち納得できるものは外科手術だけである。放射線療法と化学療法は未熟かつ粗雑な方法である。いずれも、「癌細胞は通常細胞の分裂が速い」という仮説に基づき分裂中の細胞を殺すことによる治療法だが、これが通用するのは小児がん白血病リンパ腫精巣癌などごく少数のタイプの癌に過ぎない。放射線療法と化学療法の副作用(脱毛、食欲不振、悪心、嘔吐)は皮膚と消化管の損傷の現れであり、さらに重要なのは免疫系が損傷されてしまうことだ。放射線治療や化学療法を受ける際は「癌に与える損傷は免疫系に与えるその損傷を補ってあまりあるか?」と問うべきだ 。

 

・「医学が病気よりも治癒の方に注意を向け、人間の自然治癒力を信じる医師たちが治療よりも予防を重視するような社会」の実現を阻害する要素

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【雑記】iphoneを水没しかけて気づいたこと3つ

(注:前置き長いです)

***

最近、今まで以上にスマホ漬けの日々、というかYoutube漬けの日々でして。

相変わらず健康関連の動画が楽しくて、最近は医師がコロナやガン治療について語る動画まで見始めており、自分でも「情報過多だしイヤホンで常時耳が塞がれてるのもイマイチな気がする・・」と思いかけていた矢先(それでもやめられないYoutube)、土日の一人でゆっくりお風呂に入れる貴重な時間すらもスマホを持ち込んだところ、iphone11proが湯舟の底に落ちた。

私はiphone11は「ほぼ完全防水」だと思い込んで気軽に風呂に持ち込んでいたとはいえ、その瞬間は「え、大丈夫だよね?!??」となったが、その丸一日後、不具合が発生。(注意:iphone11は完全防水じゃないから水に落としたらだめです!!)

 ・画面は開くがアプリのアイコンがおせない

 ・電源がOFFできない

 ・Siriは起動するが、Siriもアプリを開けない

 ・ロック画面からのカメラは起動できる

といった感じで中途半端すぎる動き(といってもアプリ起動できないからなんもできない・・・)。その晩は仕方ないので寝たが、翌朝になっても直ってないー!ってことで、古いiphoneにSIM差し込んでみたが認識されず使えない(といってもアプリは使えるけど)。。ということで水没iPhoneを直さねば。

①まず、iphoneの修理屋さんを調べてみる。非正規の修理屋さんは口コミもよさげだし1万円以下で修理してくれそうだったので行こうとしたら、夫に「非正規で一回触ったものはアップルで取り扱ってもらえないよ?まずは古いiphoneが動くように楽天モバイルに行ってたら?」と言われたのでその通りにすることに。

②古いiphoneを使えるようにするため、渋谷の楽天モバイルまで行ったら「楽天アンリミットの場合、古いiphone(私の場合iphone6plus?)は対象外ですね」と言われ「はい、そうでした」で終了。

③次、夫の言う通りアップルストアに見てもらうか・・・しかしアップルの修理だと絶対に初期化されるそうだから、バックアップとらなきゃ・・・(バックアップ習慣が全くないシステムエンジニア=私)。しかし、Itunesに接続してもiphoneが認識されない。ということでアップルの電話でのサポートサービスに電話して、バックアップをとれないか一時間くらいかけてあれこれやってもらったのですが、結果的にバックアップとれず(サポートサービス自体はとても丁寧だし、画面共有の仕組みもあって、さすがーという感じであった)。

④はあ、もうバックアップとれないから、(1)バックアップは諦めてApple Storeで水没修理してもらうか、(2)非正規の修理屋さんに持ち込む(非正規のところはデータには触れずに修理がポリシーらしいので初期化はされない) しかないな~~と思ってアップルの正規の修理料金みてたら、めっちゃ高い・・・・。iphone11proの水没修理なんて6万するよ。しかも初期化前提なんて、新しいやつ買った方がいいやん・・・もう、非正規にかけるしかないな・・・・

⑤不具合発生から二日後、渋谷に沢山あるiphone修理屋のうちのひとつ(すまっぷる)に予約していく。渋谷駅の裏、パチンコ屋さんのすごい行列で迷子になりかけたところ、パチンコ屋さんのお姉さんが明らかに場違いな親子を察したのか声をかけてくれて、雑ビルの5階の修理屋さんを発見!エレベーター下りて1畳ほどの空間で第一印象「狭い・・」だったけど、とりあえず状況説明してお兄さんにiphone渡したところ、ふつうに強制電源OFFできて、再起動できてる(・∀・)・・・そして普通にアプリ起動できるやん!!!となり(私、電源OFFの仕方を1つしか知らなったんだけど、お兄さんは①音量を上げるボタンを押して放す②音量を下げるボタンを押して放す③サイドボタンAppleロゴが表示されるまで長押し で強制終了していた)。その後、充電して電流の強さとか、エラーログから異常終了してるかとか、見てくれました。結局、解体はしていないので、iphone内の部品が水没でダメになってるかは不明ですが、解体修理はしていないからお金もとられず(次来た時のクーポンは貰ったw)。

・・・そして家に帰って早速、バックアップをとっています。システムバックアップは

SEの基本です。いやー私、以前、バックアップとろうとしたらItunesにとってあった古いバックアップがiphoneに転送されてiphoneデータが古いものに上書きされるという謎事象(謎??)が起きて以来、Itunesに苦手意識しかなくて。でも、これからはちゃんとバックアップとろう。

***

・・・前置きがめっちゃ長くなったが、今回学んだこと3つ。

 

①アップルの正規保証サービス・修理サービスはイマイチ(な気がする)

 あくまで個人の意見ですが。

 iphoneは無料の製品保証サービス(Apple care)が購入後1年、さらに月額1000円くらいでそのサービス期間が延長されたり追加の修理保証(Apple care+)があるらしいが、いずれにしても、Apple正規のサービスは高いように見える。さらに、修理区分も「画面破損」「バッテリー交換」「その他」の3つしかなくて、私のような水没した人=「その他」の場合は一律、修理費用6万円かかるよう。いずれの修理も、(当然といえば当然だけど)非正規の方がずっと安いし、待ち時間も短いし、修理する箇所によって料金が設定されているので明朗会計な気がする。

と言っても結局私はアップルの修理サービスも非正規の修理も使っていないので、あくまで「ネットでサービス内容と価格を比較した感想」でしかありませんが。

(そりゃそうだよね、アップルは都会の一等地に店舗を構えるブランド力のある企業なんだから、それなりにお金はとられますわ)

②お風呂の時間くらいはスマホと距離を置こう

  これも、いまの私自身への教訓・戒めみたいなものです。

 息子といちゃついてるときも耳はYoutubeに向かってたりするし(ほぼ右から左に流れてるけど)、料理中も、寝かしつけのときも、基本Youtube・・・。

 まあ、耳でだけ聴いてる分には、スマホの端末を風呂に持ち込むこともないんだけどさ。とにかく、今回の水没事件で自分はスマホ依存すぎるなーと感じた。

 ところで、最近Youtubeで、スマホの電磁波を長時間浴びていると悪影響・・・とか聴いたのですが、寝るときもスマホで瞑想の音楽聞いて、寝てるときも枕元にアラームとしてスマホ置いて、普段もポケットにスマホ入れてる私は電磁波にやられているのでしょうか。

 

③バックアップは定期的にとろう

 あえて言うまでもないね。 まあ私の場合、一番消えてこまるのは息子の写真かな~って感じなんだけど、それも別のアプリ(みてね)に保存しているから、消えて困るデータってそんなにない気もするけど・・

 

***

ふー、予想以上に時間をかけて書いてしまった・・・

そしてバックアップとれているのかよくわからん・・(^ω^;)

いまは普通に動いてくれてるけど、一度水没させてしまった、いつ壊れるかわからないiphoneではあるので、上記②③の教訓は生かしていかねばと思います。

【ななめよみメモ】乳がんと牛乳 ジェイン・プラント

 著者のジェイン・プラント教授は、1945年イギリス生まれ地球科学の研究者である。 

42歳で乳がんになり乳房切除し、その後4回の乳癌再発を経験、放射線治療抗がん剤治療を受けた。 彼女は自分が乳がんになった理由を省察した結果、乳製品がその原因であるという結論に達した。鎖骨上リンパ節に転移した乳がんの治療のために抗がん剤を投与されているとき、乳製品を完全に避けるという食事を実践し、ガンは消えてなくなった。それ以降完全に乳がんフリーの生活を送っている。

 

この本を読んで(改めて)感じたこと

 ・菜食は身体によい。日本の伝統食はガン予防の観点でも優れている。

 ・人間は本来、自然の一部。食物連鎖のてっぺんにいるわけではないし、自然と調和して生きていくもの。

 

***

・著者は地球科学者として研究していくうちに地球科学と生命科学の間に驚くほど密接な関係があると知るようになったと言う。環境汚染による健康障害の追求から学んだことは、健康問題を起こす根本的な原因が明らかにならなければ、障害を負った人たちを助けることはできない。さらに、真の原因を明らかにしてその原因を取り除かなければ、その健康問題を解決したと宣言できない、という教訓だった。

 

・科学はなぜ時に人間の幸福に繋がらないのか。 

科学を一本の大きな樫の木に見立て考えると、近年は細い根の最先端で行われている研究に最大の関心と資源が集中してしまっている。地球の生理学を理解するには、地球を一つのシステムとして考えるトップダウンの見方が必要であり、還元主義によるボトムアップのアプローチの限界があると科学者 ジェイムス・Eブロックが著書で述べている。 現在の還元主義科学の状況は、一言で表現すると「ますますたくさんの研究資金を注ぎ込み成果がますます小さくなっている」といえる。このことはインドの古い民話「6人の盲人と象」で例えられる。 6人の盲人それぞれが象の牙や胴体や鼻といった別々の部分に触れてそれが何であるかを議論しても、部分的にはみんなそれぞれ正しいが全体としては間違っている。あまりにも細かい要素や部分にこだわりすぎると木を見て森を見ずとなってしまうのだ。がん研究に関して言えば、癌の発生過程の全体を見ようとせずに、細胞生物学だの分子生物学に頼ってますます細かい部分に分け入ってしまっている。

 

<乳製品が乳がんの原因となる確実な証拠>

・ヨーロッパとアメリカの乳がん発生率が非常に高い。一方で東洋では欧米と比べて伝統的に乳がん前立腺の発生率が低い。

・東洋でも欧米流の生活様式を取り入れるようになると乳がん前立腺がんの発生率が高くなる。 伝統的な食材で西洋にあって東洋にはないものに乳製品がある。

・東洋でも日本のように経済発展につれて乳製品やハンバーガーやソーセージなどの乳牛肉の加工食品が増えるようになった国では、乳がん前立腺癌が増えている。また中国でも都市部で欧米化が進んでいる地域では当該癌の死亡率は地方よりも高い。

・ 遺伝的に発生する乳がんはすべての乳がんの5~10%にすぎない。しかもそれらの中の女性のすべてが乳がんになるわけではなく、 原因となるものを控えることでそのリスクを下げることができる。

・乳製品や乳牛の肉はインスリン様成長因子(IGF-1)や硫酸エストロンなどのホルモンを含んでいる。

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<牛乳の問題点>

・離乳期を過ぎた哺乳動物はミルクを必要としない。人間は離乳期後にもミルクを飲み続ける唯一の哺乳動物である。 

・牛乳は子牛以外の動物が飲むようには作られていない。牛乳の成分は母乳と大きく異なっており、このような高タンパク質飲料を飲んだら子供の未熟な腎臓に大きな負担を与えてしまう。牛乳は急速に成長する子牛(体重が一日に1キロも増える)にとっては完璧なのにものであるが、人間の子供には不適である。ましては大人に害毒以外の何ものでもない。

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igf 1インスリン様成長因子は細胞を大きくする作用がある。 その作用は細胞の分裂増殖が最も盛んな時つまりニューヨークと思春期成人以降は癌の増殖に発揮されるという特徴がある。(アメリカの乳牛は成長ホルモンを投薬されているため、IGF-1の数値が特に高い)。(牛乳に含まれる IGF-1は、カゼインタンパクに保護されているため、消化されずに血液中に吸収される。また最近の牛乳はホモジナイズされているため、小さくなった脂肪球がカプセルになってIGF-1やホルモンなどの生理活性物質を包み込んでしまうため消化液による分解を免れてしまうという研究もある。)

・ 牛乳に含まれるエストロゲンは少量であるから重大な影響をもたらさないと言われているが、いくらのエストロゲンの濃度が高くなくとも、1日に何度となく長期間にわたって乳製品を口にすればそれは乳がん前立腺がんなどのホルモン異常性の癌の細胞分裂増殖を促進する。

・『スポック博士の育児書』は、アメリカでベストセラーとなり日本でも翻訳されている本だ。この育児書は当初は牛乳を勧めており「母乳の代わりに牛乳から作られた粉ミルクで乳児を育てよ」という記載があった。しかし、その後スポック博士は「自然界には離乳期を過ぎてミルクを飲む動物はいない。必要なタンパク質を植物から取った方が子供のカルシウムバランス良くなる」と主張を変えているのだが、日本ではこの最新版の翻訳版が出版されておらず、日本で販売されている『スポック博士の育児書』には「牛乳はカルシウムをたっぷり含むため、子供にたくさん与えよう」と書かれている。

最新版の『スポック博士の育児書』には、以下のような記載もある。

 ・カルシウムをたくさん取ったからといって骨密度が増えるわけではない

 ・スポック博士自身が88歳になってから一切乳製品を辞め、お肉は脂身のない部分を少ししか食べないという食生活に切り替えた。その食事法にしてから2週間で長年、抗生物質の治療で効かなかった慢性気管支炎が治った。同じ食事法で持病の心臓病が良くなった友人もたくさんいる。

 ・精製しない穀物やたくさんの野菜果物を食べてよく体を動かすことも重要である



<著者の食習慣&生活スタイル~プラントプログラム~>

■食習慣の概略

 ①体に不自然な物質を取り込まない(食品からのホルモン、化学物質)

 ②がんの発生を防ぐとされている物質を含む食品の摂取を増やし、細胞分裂に必要な亜鉛ヨウ素葉酸などを十分摂取する。DNAを損傷する活性酸素を取り除く。

 ③有機農産物を新鮮なうちに食べる、加工度高い食品をとらない

 →最良の癌予防食は厳格なビーガン乳がん予防効果のある植物エストロゲンは、ほとんどの果物、野菜、穀物に含まれる。ただ、亜鉛・セレン・ビタミン D と B 12が欠乏しないようには気をつけること。著者も最後のがん再発の際には、食事を完璧なビーガン食とし、腫瘍が消えてからも8ヶ月続けたという。

 

■具体的な食習慣

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■その他生活全般

・食品の包装について、プラスチックに含まれるフタレートとは食品に移行し、 体内に取り込まれる。フタレートは動物実験でオスの生殖機能障害、胎児奇形、癌、不妊が確認されている 。

・環境中の有害物質

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骨粗鬆症の予防に重要なのはカルシウムを摂ることよりも骨からカルシウムが失われるのを防ぐこと。そのためには

  ①適度な運動、太陽光を浴びる(→ビタミンD生成)

  ②動物性タンパク質を摂りすぎない(動物性たんぱく質の多い食事は体内を酸性に傾ける。これを中和するため骨のカルシウムがアルカリとして動員される。この時、副甲状腺ホルモンが離脱したカルシウムを骨に戻すそうとするが、動物性たんぱく質がこの動きを阻害するため、骨由来のカルシウムが尿中に排泄されてしまう)

  ③カフェインの摂取を減らす(カルシウムが尿として流れ出てしまう)

  ④マグネシウム、ホウ素を十分に摂取する(→緑野菜、果物を沢山とる)

 

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著者は乳がんを経験したことで、西洋風の食生活生活スタイルから東洋の伝統的な食事を愛好し自然と調和した生活スタイルや価値観を共有するように生まれ変わった 。

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